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わが子の写真をSNSにアップ、危険だからやめたほうがいい?

リスクは多いが、メリットもある
高橋 暁子 プロフィール

声かけ、デジタル誘拐などのリスクも

もちろん、子どもの写真公開にはやはり様々なリスクもある。

名前や学校名・園名などを顔写真と共に公開している場合、帰り道などで待ち構えて声をかけられ、誘拐されるなどのリスクも出てくる。ブログに公開していた子どもの写真を児童ポルノサイトに悪用されてしまった「デジタル誘拐」の例もある。不特定多数に見られる場に公開していた場合、悪用されるリスクが出てくるのだ。

 

Instagramで子育て記録をつけるママたちは多いが、「#トイレトレーニング」などで子どものお尻写真を公開してしまっている人もいる。海外で10代の娘が、自分の小さな頃のおむつ交換写真などをFacebookで公開しつづける父を訴えた事件があったことを忘れてはならないだろう。

写真や投稿は削除しない限り消えず、子どもが大人になっても残り続ける。内容によってはいじめなどにつながる事例もあるので、子どもが成長後に不快に思ったり、子ども自身に迷惑をかけるような内容は投稿すべきではないだろう。

Photo by iStock

芸能人がブログで子どもの友だちが写り込んでいる写真を公開してトラブルになり、転園したという話を聞いたことがある。このように、プライバシー、セキュリティに対するスタンスは人によって大きく異なるので問題になりがちだ。

よく見かけるのは、コメント欄で公開していない子どもの実名、園名、学校名を書き込む例だ。このような目にあったら、どうすればいいのか。

相手と親しいのであれば、直接削除依頼をするべきだ。もしそれほどの関係でなければ、スタンプで顔を隠した子どもの写真を投稿して、「公開していない」アピールをするといいかもしれない。子どもの名前はあえてニックネームとわかる名前で呼び、こちらも非公開アピールしておきたい。

書かれて困ることを書き込まれた場合、Facebookはコメントを返すと上に表示されてしまうので、コメント返しはあまりおすすめできない。メッセージなどで削除対応をお願いするといいだろう。