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わが子の写真をSNSにアップ、危険だからやめたほうがいい?

リスクは多いが、メリットもある
皆さんはSNSにわが子の写真を投稿したことがあるだろうか。この行為のリスクはよく指摘されるが、実は公開することにはメリットもあるようだ。
ITジャーナリストの高橋暁子さんが、SNSへの子ども写真の投稿実態、リスクとメリット、安全な公開の仕方までを紹介する。

子どもの写真を公開しますか?

マイナビニュースの調査結果(SNSに子どもの写真は載せる? 「いいえ」が7割弱と、否定派が多数に、2017年8月)によると、SNSに子どもの写真を掲載すると回答した保護者は32.5%いた。

ところが、公開する人も、半数は「掲載に抵抗がある」と回答している。それでも掲載する理由は、外出やイベント、旅行、誕生日や成長の記念などという人が多いようだ。その他、「可愛く撮れた子どもを見てもらいたい」「成長を知らせたい」などの理由もあるようだ。

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筆者には小学生の子どもがいるが、周囲の保護者のSNSに対するスタンスを見ると実にまちまちだ。InstagramやFacebookなどで子どもの名前や顔を全体公開している人、友だち限定で公開する人、情報を一切出さない人もいる。

自分の子どもの写真を全体公開している人は、子どもの友だち写真公開にもあまり抵抗がないようだ。友だちの顔も加工せず公開したり、共通の友人のコメント欄で、他の子の実名や学校名などを明かしてしまっている例を複数見かけたことがある。

 

多いのは、自分の写真は載せないが子どもの写真は載せるというママだ。特にLINEにはそのような人が目立つ。筆者もママ友のLINEグループに複数入っているが、大半は子ども写真をプロフィール写真に設定している。LINEは比較的安心だが、それでも知らない人に「知り合いかも」と表示されてしまうリスクはある。

あるグループでは、自分の顔写真を載せている人は32人中私を含め2人のみ。その一人も子どもとのツーショットだ。反対に、子どもの写真を載せている人は20名いる。実はこれにはメリットもあって、LINEでは本名ではなくニックネーム登録している人も多いのだが、ひと目で「◯◯ちゃんママ」とわかるのだ。

知っている中で一番情報管理が厳しい人は、「子どもが産まれたこともSNSでは非公開にしている」人だろう。私も直接会った時に「実は、2年前に産んでいたの」と言われて驚いたくらいだ。SNSに子どもの情報を公開することに対するスタンスは、人によって大きく異なるのだ。