撮影/佐藤圭
# 癒し # 動物

見た目はペンギン、でも空も飛ぶ、いまや絶滅危惧種。これ誰だ~?

胸とお腹は真っ白。翼も尾も短い

歩く姿も狩りの仕方もペンギンそっくり

北海道の西側、日本海に浮かぶ天売島の海上で撮影したウミガラスです。

ウミガラスは、「オロルーン」という鳴き声から「オロロン鳥」とも呼ばれていて、稚内から小樽を結ぶ日本海沿岸の国道には、その名を冠して「オロロンライン」という愛称があります。

そういう意味では、北海道を象徴する鳥なのですが、彼らが群れをなしていたのは戦前までの話で、現在はすっかり数を減らし、環境省レッドリストで絶滅危惧種に指定されています。

 
波間を漂っているとただの海鳥ですが、陸上ではまるでペンギンです

頭から背中、羽は黒褐色で、胸とお腹は真っ白。翼も尾も短いので、陸上を歩いている姿はペンギンそっくりです。

狩りの仕方もペンギンに似ていて、水中を自由に羽ばたいて泳ぎ、魚を捕食します。ときには50m以上も潜ることがあるそうです。

春になると天売島の断崖で子育てをするためにやってきます。

ウミガラスが繁殖するのは、日本では天売島だけです。

昔は4万羽以上のウミガラスが島にいたそうですが、今は、数十羽まで激減してしまいました。

環境省の懸命な保護活動により、少しづつ数を増やしています。

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