# ファイナンシャルリテラシー

子どもが将来、お金持ちになるか貧乏になるかは6歳までに決まる!

「お金は良いもの」と刷り込みなさい
ミアン・サミ プロフィール

苦労せず手に入るお金もある

「額に汗して働く」という言葉があります。

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そこに流れるのは、一生懸命に働くことを美徳とする倫理観です。

「土日もなく働いているよ」とか「毎日帰宅は午前様だ」と得意げに話す人がいますが、これは「こんなに自分は頑張っているよ」という一種のアピールであり、一生懸命に働いていることを認めてもらいたいという気持ちが込められています。

一方で、平日の昼間から仕事をせずに、好きなことをして過ごすことに、後ろめたさを感じる人は多いでしょうし、自分の子どもが将来そんな働き方をすることを望む親も少ないでしょう。

もちろん、「勤労を尊いことだ」とする考え方は悪いことではありません。働くことは、自分の能力を発揮したり、生きがいを感じたりすることができるという点においては、とても素晴らしいものです。

そのような勤労の良さは、ぜひ、子どもたちにしっかりと伝えていきたいです。

しかし、問題なのは、お金を創り出す方法が、「自分の人生の時間を切り売りするしかない」という偏った考えだけに縛られているという点です。

 

「馬の鼻面に人参をぶら下げる」ということわざは、好物をちらつかせて奮起させるといったたとえとして用いられますが、ほとんどの人たちが、まさに、そのことわざの馬のような状態ではありませんか?

「給料」という餌を手に入れるために、命を削って一生懸命に働いているのです。

「お金のために働いているんじゃない!」とか「お金がすべてじゃない!」などと言う人も多くいますが、そのようなことを言う人たちでさえ、現実には、まさにお金のために働いていると言わざるを得ないのではないでしょうか?

このようにして自分の貴重な人生の時間を切り売りして手に入れたお金は、その人の「人生そのもの」と言ってもいいものでしょう。

すなわち、労働で得たお金は、「人の命」だとさえ言えます。だからこそ、お金をあがめたり、恐れたりする気持ちが生まれるのだと思います。

しかし、世の中には、一生懸命に働かなくても創られるお金があるのも事実です。

それが、投資などから創る資本収入です。