# ファイナンシャルリテラシー

子どもが将来、お金持ちになるか貧乏になるかは6歳までに決まる!

「お金は良いもの」と刷り込みなさい
ミアン・サミ プロフィール

「大きい私」と「小さい私」

人の頭の中には、「小さい私」と「大きい私」がいます。

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小さい私とは、「顕在意識」で、大きい私が「潜在意識」です。

「お金が欲しい(顕在意識)」と言葉にはしていながらも、「お金儲けは悪い(潜在意識)」という6歳までに録音されたテープが脳内に回っていれば、小さい私(顕在意識)は、大きい私(潜在意識)に抑え込まれてしまいます。

潜在意識は、顕在意識の200万倍とも言われ私たちの行動に大きな影響を与えると言われています。

潜在意識で「自由に生きるためのお金儲けは悪い」と思っているかぎり、顕在意識で「お金儲けをしたい」と思っていても、強力な潜在意識に勝つことは到底できません。

勝てない戦いを続けていると、脳はどんどん疲弊していきます。

脳が疲弊すると、心身共にエネルギーがダウンし、欲しいものを得るための行動を起こせません。

労働収入と資本収入の差が開きつつある時代にもかかわらず、「投資をしてお金を儲ける」ことに対して、「働かずに儲けている!」などの悪いイメージがあり、なかなか投資行動に踏み切れない大人が多いのも、この脳内のテープが回り続けていることが原因なのです。

 

お金に働かせて、お金がお金を集めるという資本収入を得ることにやましさや怪しさを感じてしまい、今一歩踏み出せないのでしょう。

また、「必要以上にお金を稼ぐことはよくない」、「お金儲けは汚いこと」という信念を持っているので、会社勤めなどをして労働によって得られるお金は受け取るに値するけれど、投資などの実態の見えないようなもので、お金を手に入れることに「罪悪感」を感じてしまうのです。

実際に、投資がなかなか進まないのもこのような信念が背景にあるからなのでしょう。

また、「投資などのリスクを冒してまで収入をアップさせたくない」という、投資リスクへの恐怖心も大きな要因です。その恐怖心が、貯金へ人々を促し、労働以外のお金を手にすることを躊躇させてしまいます。

多くの人が、その働き方を変えられずにいます。その原因が、労働は美徳であるとかお金儲けは卑しいことだという信念であり、この信念が日本社会には強くはびこっていて、「貧困」と「格差」を生み出している大きな原因となっているのです。

そして、このような思い込みが、子どもたちのお金に対する信念に多大な影響を与えていることに「無自覚」になってしまっている人が多いという点が問題です。