Q.食事制限だけでは、体は痩せないの?

A.筋肉量も代謝も落ちて悪循環。
 肌にも悪影響を及ぼします。

食事量を極端に抑えるダイエットは、一過性のもの。食べない状態が続くと、体は栄養不足な状態に。細胞は筋肉をエサにして、エネルギー不足を解消しようとします。すると筋肉量が落ち、代謝も落ちる……という悪循環に陥ってしまう危険があるので、トレーナーとしてはすすめられません。また栄養不足は、肌にも悪影響を及ぼします。ハリツヤがなくなるため、やせていてもカサついた、不健康な印象に。ですから適切な量を食べ、適度に動いて脂肪を燃やすことこそが、引き締まった体を長く維持する秘訣だと思います。

Q.食事の際、注意すべきポイントは?

A.霜降りの筋肉にならないために、
 たんぱく質をきちんと摂取!

まずは塩分の摂りすぎに注意したいですね。それから、油の摂り方。油は敬遠しがちですが、僕はオメガ3やオメガ9を含む油は、むしろ積極的に摂ってほしいと思っています。サラダに合わせるなどして、加熱しないのがポイントです。また、たんぱく質も適量摂取を。筋トレにより筋肉が破壊されて赤ちゃん細胞が生まれたときに、たんぱく質がないと、赤ちゃん細胞が死んでしまいます。するとそこにすき間が生まれ、脂肪が流れ込み、筋肉がいわゆる〝霜降り〟の状態になってしまいます。

猫背だった土屋さんは、周りから「姿勢がよくなったね」と褒められるようになったそう。

Q.ボディづくりにおすすめの食材は?

A.なんといっても肉!
 油を使わない方法で調理して。

体をつくるという観点から、やはり肉類ですね。鶏肉は高たんぱく低カロリー、豚肉は栄養のバランスが良いし、牛肉には女性に不足しがちな鉄分や亜鉛が豊富に含まれています。僕は、野菜だけの食事はあまりおすすめしません。人間もまた動物ですから、肉類を摂ることで体のベースがつくられる。野菜はその体づくりを補い、助けるものだと考えているからです。肉を食べる際に注意したいのが、調理法。肉は油との相性があまりよくないので、茹でる、蒸すといった調理法がよいでしょう。

Q.外食やコンビニでは、どんな食事を意識すればいいですか?

A.無添加の食品や発酵食品を選んで。
発酵食品を使った食事を選びましょう。またコンビニ食では、添加物をチェック。添加物は脂質が入っている割合が高いので、無添加のものか、添加物が少ないものを選んで。

Q.飲み物は、やはりお茶よりも水のほうがいいのでしょうか?

A.利尿作用のあるお茶よりも
 常飲するなら水がおすすめ。

水のほうがいいですね。お茶やコーヒーにはそれぞれいい作用もありますが、カフェイン入りのものの場合、利尿作用があるため、一時的な水分補給にはなっても最終的には体にあまり残りません。水や白湯を飲み慣れてくると、味のついた飲料を欲しなくなります。それは体の感覚的にも、いい状態。「水をおいしく感じられるかどうか」を自分の健康のバロメーターにもできるので、常飲するなら水です。

Q.ダイエット中でも、アルコールを飲んでOK?

A.お酒を飲んでもいいけれど、
 食事中の炭酸飲料には気を付けて!!!

アルコールはNGという方が多いけれど、僕はOKだと思います。ただし! ビール、サワー、ハイボール、スパークリングワインといった発泡性のものの飲み方には気を付けて。これらの泡には、二酸化炭素が入っています。それを飲むことで体に〝酸素不足〟が起こり、血管が拡張して血流がよくなり、吸収率が上がります。アルコールに限らず、食事中の炭酸飲料の摂取は避けたほうがよいでしょう。どうしても飲みたい場合は、ある程度食べてから。ビールを飲みたいなら、常温でいただくことをおすすめします。

Q. 筋トレなどのエクササイズはどれくらいのペースでやるのがおすすめですか?

A.週1回が現状維持、週2回で筋力アップ。
筋トレの場合、トレーナーの間で言われているのが、「週1回が現状維持、週2回で筋力アップ」。でも、やせたいだけなのか、腹筋が割れるまで体をつくりたいのか、目的によっても変わってくるため、週1~4回まで幅が出てくると思います。

Q.体重や体脂肪は、いつ測ればいいですか?

A.体重は、毎日同じ時間帯に測る!
体重と併せて体脂肪率も測るなら、「いつ」ではなく、「毎日、同じ時間帯に測る」ことが大切です。たとえばお風呂上がりは体脂肪率が低く出ますが、朝測ると、お風呂上がりより体脂肪率は高くなります。同じ時間帯に測った数値で、変化を見るようにしてください。