いま「主婦になるために一流企業を目指す」20代女子が増えている

若者に聞く、令和の結婚と出産・子育て
原田 曜平 プロフィール

「子供の行事に出てほしい」と願う男子

原田 だから我々世代からのアドバイスとしては、「結婚するなら財布は分けるべし」(笑)。……ということも踏まえて、どういう相手となら結婚したい? どんな結婚生活が望み?

F香 お金周りの話で言えば、金銭感覚が一致する人が良いですね。私の母は実家が金持ちなんですけど、父はそうでもないんです。それで父が亡くなった時、母の実家と父の実家で金銭感覚に差があって揉めたので、けっこう嫌な感じだったんですよ。

H恵(社会人1年目)私は子育てに理解のある人がいいですね。仕事一本という男性は、ちょっと。

 

E介 僕も、子供の行事を大切にしてくれる女性と結婚したいです。昔、僕がリレーの選手で走ったりバスケの試合に出たりした時に、うちの両親は2人とも来てくれていて、それがすごく嬉しかったんです。自分の子供にもそうしてあげたい。

原田 それは新しい相手への希望だね。昔は、それってどちらかというと女性側の希望だったけど、君たちの世代からすると、共働きで働き続ける女性も多いから、仕事を最優先し、子供をないがしろにする女性もいるのではないか? という懸念を、男性側が先回りして抱いてしまうのかも。

D子 当たり前のことかもしれませんけど、私は仕事をしっかり続けられる男性がいいです。

先輩で、証券会社に入社したけど上司と合わなくて、ストレスで半年たたずに辞めちゃった男性がいました。メンタルがずたずたになってしまって、退職後もバイトすらできない状況で……。そういうのを見ていると、転職して収入が下がるにしても、とにかく仕事を続けて欲しい。私ひとりで家計を支えるのはしんどいけど、共働き前提ならやっていけると思うので。

C乃 そうですね、苦労がない暮らしができるくらいのお金を稼いでくれる人がいいです。

原田 それっていくらくらい?

C乃 うーん……。

原田 1980年代、90年代に比べれば、女性がパートナーの男性に求める年収は下がってるんだけど、それでも600万円とかなんだよね。実際には、20代や30代で600万円もらってる男性は少ない。だから、昔よりマシになったとは言え、まだまだ女性の理想が高くはあるんだけど。