20代前半男女が語る、実録「マッチングアプリで恋人ができました」

若者の「出会い」はどう変わったか?
原田 曜平 プロフィール

どのアプリが「使える」のか

H恵 あと、まだ全然やり取りしてないのにすぐLINEを聞いてくる人や、連絡先交換をする前に「会って遊ぼうよ」とか言ってくる人は、最初の段階で切りました。

原田 ひょっとすると、マッチングアプリを通した恋愛だからこそ、なおさらリアルの恋愛以上に、焦らず段取りをきちんと踏む必要があるのかもしれないね。

H恵 今の彼氏は会う前に通話でよく話してたので、いざ会うとなっても安心感がありましたね。

原田 SNS時代だからこそ、安心感を得るために臨場感のある通話がより大切になっている、ということなんだろうね。

H恵 はい。電話でかなり安心感を得ていたので、会った時のギャップはなかったですね。

 

G実 私はそんなにうまくいかなかったなあ(笑)。マッチングアプリ で付き合うまでいくのはだいぶ確率が低いと痛感しました。実際に5人くらいに会いましたが、3回もデートしたのに「合わないかも」って断ってきた男性もいます。今もひまつぶし程度には使っていますが、もう真剣にやる気は起きなくなりました。

原田 なるほど。成功事例も失敗事例も乱立している状況なんだろうね。ちなみに、マッチングアプリごとに使い勝手が違いましたか?

G実 アプリによって登録している人の「質」が全然違うと感じました。

「Tinder」は私の友達の間ではあまりイメージがよくなくて、ヤリモク(セックス目的)の男がやたら多い気がしています。

しょっぱなからいきなり「俺はヤリモクなんだけど」と言ってくる男性もいました。無料会員でもある程度使えるアプリだからかもしれません。「Pairs」「CROSSME」「tapple」は男性が課金しないと連絡先やメッセージのやりとりなどができないので、そこまでひどい人はあまりいない印象です。

ちなみに、私は今は「tapple」だけスマホに残していますが、20代後半から30歳くらいの男性は、「全部おごるので、ご飯行きましょう」と必死になって連絡してくる人がいて、ちょっとひいちゃいます。私たちの世代だともっとカジュアルに割り勘をするようになってきているんですが、この年代の人は本当に出会いがないみたいで、がっついてるイメージがあります。

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原田 社会人になって20代後半になると、周りで結婚する人も出てくるし、段々仕事の責任も重くなってきて、人によっては出会いがどんどん減ってくるからね。きっと切実なんだよ。

でも、結果、女子にひかれちゃうんだと本末転倒だから、結婚適齢期の人に「異性にひかれないマッチングアプリ講座」でも受けさせる必要があるかもしれないね(笑)。

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