20代前半男女が語る、実録「マッチングアプリで恋人ができました」

若者の「出会い」はどう変わったか?
原田 曜平 プロフィール

M子(次世代研究所研究員) 28歳OLの意見ですが、SNSによって自分の会社よりランクの高い会社の人とつながりやすくはなっています。結果、自分の会社の同僚が見劣りして仕方がない、という声もよく聞くようになりました…(笑)。

原田 なるほど、SNSの普及によって「井の中」だけじゃなく「大海」を見られるようになったわけだ(笑)。より条件の良い異性と出会いやすくなっている分、より迷いやすくなってしまっているかもしれないね。

「井の中」である職場の中だけで選んでいた時代と比べると、今は出会いが増え過ぎて恋愛がしにくくなってしまっている側面もあるんだね。「25歳の女性はクリスマスケーキ。25歳を過ぎたら売れ残り」と言われた酷い時代もあったけど、自由で出会いが増え過ぎた今は今で問題があるんですね。

 

「選ばれる男性」の条件

原田 今、マッチングアプリの話が出たけど、マッチングアプリと言えばリクルートに関するものではなく、恋愛に関するものが主流。実は日本って恋愛のマッチングアプリの種類がたくさんあるし、利用者も累計2000万人以上と、世界的にみてもすごく多い国なんだよね。

恋人との出会いを目的にしたマッチングアプリの走りと言えば、アメリカ発の「Tinder(ティンダー)」。今は日本の企業が買収している。

中高年にとっては、マッチングアプリってかなり謎というか怪しいイメージなんだけど、君たちの周りでは実際にどういうふうに使われているのかな?この中でマッチングアプリを使ったことのある人はいますか?

H恵(社会人1年目)私、「Pairs(ペアーズ)」で彼氏ができました。

原田 最近はマッチングアプリで恋人ができたって話をちょくちょく聞くようになっていますね。

G実 私は「Tinder」「Pairs」「CROSSME(クロスミー)」「tapple(タップル)」の4つを使ったことがあります。何人かには会いましたが、交際にまでは至ってません。

原田 使ったことがある人は8人中2人ですか。これは多いんだろうか、少ないんだろうか。僕の印象では使っている人はたくさん使っていて、使っていない人は全く使っていないっていう印象だけど。それぞれ詳しく聞かせてくれますか。

H恵 私の職場は女性ばかりでなかなか出会いがないので、合う男性がひょっとしていればいいな、くらいの軽い気持ちで使いはじめました。最初はアプリ内で数人と連絡を取っていて、そのうち何人かとLINEに移行してコミュニケーションをするようになり、実際に会ったのは1人。その人とご飯に行ったり遊んだりしているうちに警戒心が解けてきて、付き合うことになったんです。

原田 最初は数人と連絡を取り合っていたのに、途中で脱落しちゃった男性と選ばれた男性との違いはありますか?

H恵 アプリ内で自分の趣味を公開できるんですけど、そこに「いいね」を押してくれて、かつ具体的に「こういう趣味の人を探していました」みたいなリアリティが伝わるメッセをくれた人が、私の中では次の段階に進めます(笑)。

原田 ただ「いいね」を押すだけでは本気さが伝わらないからダメだと。

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