中国・習近平が「香港デモ騒動」のウラで、トランプに完全敗北する日

最大の誤算だった
豊島 逸夫 プロフィール

日経平均株価2万円割れへ

日本はこの夏の参議院選挙が終わると、アメリカとの厳しい貿易交渉が待っている。アメリカは自動車・部品の関税強化をちらつかせながら、牛肉などの畜産品の自由化の圧力が増していくことになるだろう。

場合によっては、「日米自由貿易協定(FTA)」の締結という段階まで一気に加速していく可能性もある。欧州との交渉も強気に進めば、これがリスク要因となって世界経済はまたリスクオフの動きが鮮明となるだろう。

 

折りしもアメリカではFOMCが開かれ、金利差要因による、中期的なドル安・円高の方向性が鮮明となる。こうなれば日本の輸出産業へのダメージへの懸念から、日本株は再び低迷していくことになるだろう。

私は現在の円高も含めて、秋までに日経平均2万円割れの局面が二度来るとみている。しかし海外投資家や、私の知り合いのヘッジファンドは、その局面で値ごろ感からの「買い」を狙っているのもまた事実で、底割れリスクは低い。

こうした状況を見れば、いまは安値をコツコツと拾っていく局面であると考えている。

(談)