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新規上場のSlack(スラック)、「広告なし」で急成長できたワケ

クラウドのトレンドに乗れるか
広瀬 隆雄, マネクリ

Slackの最近の業績

スラック・テクノロジーズの第1四半期決算(4月期)は一株利益(EPS)が-23セント、売上高が1.348億ドル、売上高成長率は前年同期比+67%でした。

Non-GAAPグロスマージンは86.7%でした。前年同期は88.3%でした。グロスマージン悪化の理由はプロフェッショナル・サービス部門をスタートしたことによります。

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以下、経営の詳細な数字を見てみましょう。

海外売上比率は37%でした。

請求額は1.496億ドル、前年同期比+47%でした。

期末での課金顧客数は9.5万人でした。

デイリー・アクティブユーザー数は1,000万人でした。

 

年間10万ドル以上の売上のある大口顧客数は645でした。

ダラー・リテンション率は138%でした。

売上高に占めるセールス&マーケティング費用比率は49%でした。

売上高に占めるR&D比率は37%でした。

営業マージンは-22%でした。

第2四半期の一株利益(EPS)ガイダンスは-20セントから-19セント、売上高ガイダンスは1.39億ドルから1.41億ドル、売上高成長率は前年同期比+51%から+53%を見込んでいます。

2020年度の一株利益(EPS)ガイダンスは-44セントから-41セント、売上高ガイダンスは5.9億ドルから6億ドル、売上高成長率は前年同期比+47%から+50%を見込んでいます。通年のフリー・キャッシュフロー・ガイダンスは-1.2億ドルから-1.05億ドルを見込んでいます。

Slackが起こす革命

スラック・テクノロジーズはエンタープライズ(=企業向け)・ソフトウェアのサービスのひとつです。今一歩下がってエンタープライズ・ソフトウェア業界全体を見渡した場合、それはどんどんクラウドへと移行しています。

これまでは社内にサーバやファイアウォールを設け、何でも「抱え込む」ことが一般的でした。しかし、最近はクラウドに対する安心感が広まったことで、クラウドをミッション・クリティカル(業務遂行に必要不可欠な要素)な作業にもどんどん使ってゆくことがトレンドになっているのです。

このトレンドにより新しいソフトウェア企業が登場しています。

・セールスフォース・ドットコム(ティッカーシンボル:CRM)
・ワークデイ(ティッカーシンボル:WDAY)
・サービスナウ(ティッカーシンボル:NOW)
・モンゴDB(ティッカーシンボル:MDB)
・アトラシアン(ティッカーシンボル:TEAM)
・オクタ(ティッカーシンボル:OKTA)
・ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ティッカーシンボル:ZM)

などがその例です。

これらの企業は、今、我々の仕事の進め方にちょっとした革命を起こしているのです。

当記事はマネクリ(運営:マネックス証券)が提供している記事です。

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