料理家・山脇りこさんの連載「ごきげんは七難ふきとばすに~50歳からの養生日記」。多少無理の聞いた時代は終わった!じゃあ、自分がごきげんに生きるにはどうしたらいいの? という切り口から「ご機嫌に生きるアイデア」をお伝えしている。

前回は食べたもので身体ができるからこそ、簡単に、楽に、舌にも身体にも美味しいもの食べない? というシンプルな提案をしていただいた。

料理家の山脇さんでなくても簡単に美味しくするコツ、それはズバリ調味料にあった。まずは「さしすせそ」の「砂糖」と「塩」について。種類も山ほどあるけど、それらには大きな違いがあったのです。

今までの連載はこちら

いますぐ、その料理おいしくなります。

調味料をかえたら、いますぐ、その料理おいしくなります。

どーにも疲れる、40代まで確かにあった、キレもないし、踏ん張りもきかない。50代になってよく感じるようになりました。

そのせいで? 料理もほとほと面倒になりますが、でもだからこそ、元気でいるために、できる限り自分で料理して食べてほしい。何よりも自分のために、と前回書きました。料理は頭の体操にもなりますし(注:卵を割るのもめんどうなレベルの日は、お休みしてください。これ、私のバロメーター)。

ただし、あくまでも調理はシンプルに、生で、あるいは焼くだけ、ゆでるだけでも十分美味し。今後、年を重ねるにつれて、ますます、とことん単純にしていったらいいと思います。

そこで、シンプルな料理を美味しくするのに、すぐに役立つのが「おいしい! さしすせそ。家にあるきほんの調味料を“おいしいやつ”にかえませんか

塩ひとつとっても様々。自然塩は粒子の大きさがさまざま。グレーっぽいものは藻など、いわゆる不純物もまるっと製塩したもの 写真提供/山脇りこ

「おいしい、さしすせそ」のみつけ方

はて? おいしい、さしすせそって何なのか?

まずは、「さしすせそ」、つまり砂糖(さ)、塩(し)、酢(す)、醤油(せ)、味噌(そ)、あとは酒とみりんが自分の好きな味であること。家にある調味料、すべて味見したことありますか? みんな気に入っていますか?

当たり前ながら、醤油も酢も、作る人(蔵、メーカー)によって、味はすべて違います。しかも、かなり、違います。だから、それぞれ味見して、いろいろ使ってみると、必ず、これ!うまっ!っていう、自分の好きなさしすせそに出会えます。

そしてもうひとつ、安心して使えるものであることも大切。毎日使いますから。

そこで、調味料選びをする上で、知っていてほしい調味料の基礎知識と、選ぶときの私なりのポイントを紹介します。さしすせその順で、今日はまず、砂糖と塩のこと。調味以外の役割も、書き添えました。