# 生態系・生物多様性

6月27日 パンダの赤ちゃん誕生(1985年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、東京の上野動物園で、中国から送られたジャイアントパンダの赤ちゃんが誕生しました。

ホアンホアン(歓歓:メス)とフェイフェイ(飛飛:オス)は、人工授精で赤ちゃんを出産しました。日本で初めて誕生したパンダの赤ちゃんだったことから、チュチュ(初初、Chu Chu:オス)という名前が付けられました。

しかし、出産から2日後、チュチュは母親の下敷きとなり、死亡してしまいました。生まれたばかりのパンダの赤ちゃんはとても小さく、体重はわずか100グラム程度しかないそうです。

その後、ホアンホアンは再び人工授精によって妊娠し、1986年にトントン(童童:メス、6月1日生まれ)を出産します。トントンは無事に成長し、その姿を一目見ようと多くの人が上野動物園に訪れるようになりました。トントンはははじめオスだと思われていましたが、大人になってメスだということがわかりました。ジャイアントパンダの雌雄判別は難しい、ということです。

【写真】1歳頃のトントン
  1歳頃のトントン 撮影:講談社

ホアンホアンとフェイフェイ夫妻は、その後ユウユウ(悠悠:オス)も出産しました。ユウユウは成長したのち、北京動物園のリンリン(歓歓:オス)と交代する形で祖父母の国、中国へ渡りました。

トントンとリンリンの出産も期待されましたが、残念ながら次世代誕生には至りませんでした。