6月26日 物理学者のウィリアム・トムソンが生まれる(1824年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

絶対温度の単位K(ケルビン)にその名を残す物理学者、ウィリアム・トムソン(ケルビン卿、William Thomson、1st Baron Kelvin、1824-1907)が、この日、アイルランドのベルファストに生まれました。

【写真】ウィリアム・トムソン
  ウィリアム・トムソン・ケルビン卿 photo by gettyimages

絶対温度の概念の導入、熱力学第二法則の定式化、熱力学のトムソン効果(温度勾配のある金属に電流を流した際に起こる発熱・吸熱現象)の発見、ジュール‐トムソン効果(気体の膨張に伴う温度変化)の発見など、トムソンは科学史上に残る多数の業績をあげました。

また、海底電信の研究や、羅針盤、水深計の発明など多くの実用的な技術開発にも携わっており、まさに19世紀を代表する科学者の1人です。

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