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「愛子天皇待望論」に見る、「プリンセス天皇制」という可能性

美智子様以来、女性が皇室を支えている

女性天皇が普通に語られる時代

平成の時代が終わり、令和の時代が始まったなかで、「愛子天皇待望論」が、以前にも増して強く主張されるようになってきた。

その背景には何があるのか。そして、この待望論はどこへ向かうのか、それを考えてみたい。

もちろん、待望論が唱えられる一方で、女性天皇、女系天皇を否定する考え方を主張する人たちも少なくない。女系天皇ともなれば、それは、連綿と受け継がれてきた皇室の伝統を根本から変えてしまうもので、到底容認できないというのだ。

女性天皇の場合には、過去の歴史のなかで、幾度となく即位している。ただし、皇位継承の方法について定めた法律、皇室典範では、女性の即位を認めていない。女性天皇が過去にいたからといって、それを認めることは、女系天皇への道を開きかねない。そういう批判もある。

 

最近、「AAゴールデンエイジ」というタイトルの小説が公開され、ネット上で話題になっている。作者は、「OjohbombonX」と称していて、他にも、いくつか作品を発表している。

タイトルからはまったく想像できないが、これは、愛子天皇の時代の物語で、舞台は2050年と設定されている。

この時代、日本で初めて女性の首相が誕生する。それが、子役として名をはせ、現在でも女優、タレントとして活躍する芦田愛菜だというのだ。

タイトルに使われているAAのイニシャルは、愛子天皇のAと、芦田愛菜のAである。小説のなかで、2人はスーパーレディーに設定されているが、なぜか2人は、次のように、友だち以上に親しい関係を結んでいる。

「首相就任時、愛子帝が『おめでとう』とカジュアルに祝意を伝えると、芦田首相もまた気軽に『火中の栗だよ、こんなの』と応じた」

もちろん、この小説は徹頭徹尾フィクションだが、ひどくリアルなところもある。

それは、愛子天皇が誕生する経緯である。愛子天皇が誕生するのは、現在皇位継承資格者の第2位にある悠仁親王が、天皇に即位したくないため、失踪してしまったからなのだ。詳しくはネット上に公開されている小説を読んでいただきたい。

もし将来において、愛子天皇が誕生したら、この小説は、未来を予言したものとして高く評価されることになるかもしれない。