これは「静かなる有事」だ…2045年のヤバ過ぎる日本の未来

東京は3人に1人が高齢者に
週刊現代 プロフィール

3人に1人が65歳以上

現在のペースで人口減少が進むと、'45年の日本の人口は、1億人程度にまで縮むと予測されている。30年近くで約2000万人以上の日本人が消えてしまうわけだ。

主要な都道府県別で減少幅を見ていくと、

北海道538万人→400万人(138万人減)
宮城233万人→180万人(53万人減)
千葉622万人→546万人(76万人減)
神奈川912万人→831万人(81万人減)
静岡370万人→294万人(76万人減)
愛知748万人→689万人(59万人減)
京都261万人→213万人(48万人減)
兵庫553万人→453万人(100万人減)
広島284万人→242万人(42万人減)
福岡510万人→455万人(55万人減)
鹿児島164万人→120万人(44万人減)

と、軒並み数十万人単位で人口減少が進む。

そんななか、唯一「人口が増える」と予測されるのが、首都・東京だ。'45年には現在の約1351万人から、1360万人に人口が微増するとみられている。

 

ただし、人口が減らないからといって、その未来は決して明るくない。河合氏が解説する。

「全国で人口減少が進む中で、東京には仕事と都会的な生活を求めて、全国各地から若者たちが吸い寄せられるように集まってくるでしょう。しかし、二つの要因から、それを上回るスピードで高齢化が進むのです。

一つは、現在東京に住む団塊世代の高齢化が急速に進むため。たとえば練馬区と足立区では、'25年に65歳以上の区内の人口割合が25%を、75歳以上の割合が15%を超えます。

もうひとつは、地方で一人暮らしを続けてきた高齢者が、東京圏に住む子供や孫を頼って大幅に移住してきます。元気なうちに、子供たちのいるところに引っ越そうと東京に集まってくるのです。

この二つの理由から、東京の65歳以上の人口は今後増え続け、都内の高齢者人口は'15年の約300万人から、'40年には約400万人に膨らみます。つまり、都民の約3人に1人が65歳以上の高齢者になるのです」