〔photo〕iStock

プロがこっそりやっている「マンションを1000万円高く売る」テク

負動産が富動産に化ける

より高値で売れる「工夫」

「負」は負債の負。売りたいのに売れず、現金化できずに負債となった不動産のことです。特に「負動産」となってしまったマンションは、持ち続けているかぎり管理費、修繕積立金、固定資産税などの金銭的な負担も所有者に重くのしかかってきます。

私はマンション管理士として、様々なマンションの実態を調査し、管理組合のコンサルティングを行ってきました。その経験から言えることは、負動産化する可能性がある物件は、一日でも早く売るべきだということです。日本では今後、年を追うごとに築古マンションが増加し、2020年には築30年以上の分譲マンションが216万戸になると予想されています。売るに売れないマンションが増えることはあっても、減ることはありません。

ただし、悲嘆に暮れる必要はありません。

〔photo〕iStock

今住んでいる家にどれだけ価格下落のリスクがあるのか、どうすればスムーズに売却できるかを知っていれば、マンションを「富める」不動産、すなわち「富動産」に変えることができるのです。自分でもできる工夫や知識ひとつで、1000万円以上も価格差がでるのが今の不動産市況といえるでしょう。

 

もちろん、マンションを売ることを決めて不動産会社に行っても、すぐには買い手が見つかるとは限りません。ただ、自分の物件が負動産だったとしても、たった一人の買主が現ればたちまち「富動産」に化ける可能性はあります。親身に相談に乗ってくれる不動産会社を探すのが、マンションを「富動産」として売却するいちばんいい方法ですが、個人ベースでもより早く、より高値で売れる工夫はできます。