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銀行の利子「0.001%」より、REITの分配金「6%」が断然おトク

リスクが嫌ならこれで決まり
超低金利のいま、銀行に預けているだけではお金は増えないことは、多くの人がご存じだろう。とはいえ、リスクを負うのは抵抗がある……。そんな人はどうすればよいか? ファイナンシャルプランナーで、著書『リスクが嫌いな人のお金の教科書』がある横山利香氏は、安定した収入を得ることのできる「REIT」を勧める。リスクが低く、かつ利回りが5~7%にもなるこの金融商品について、イチから教えてもらった。

「分配金」が定期的にもらえる

REIT(不動産投資信託)が安定した収入を得られる投資先として人気を集める理由は、定期的に収入を得られる「分配金」にあります。後述しますが、分配金は株式投資における「配当金」にあたり、決算が行われるたびに支払われる仕組みになっています。

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REITでは、投資している不動産から安定した家賃収入が期待できますし、不動産市況が好調だった場合には、不動産そのものが値上がりすることで売却益も得られます。

REITは、利益の90%超を分配するなど、一定の条件を満たせば実質的に法人税がかからないため、利益のほとんどを分配金として分配する仕組みになっています。

そのため、安定的に高い分配金が支払われるようになっている点がREITの魅力のひとつとなっています。

2019年1月末現在、上場しているREITは61銘柄あり、分配金は一般的に年に2回(1回のものもある)支払われます。
*以下、すべてのデータは、本稿のもとになる書籍執筆時期を基準にしています

REITの分配金がどの程度の利回りなのか、気になりませんか? 

 

インターネットなどで「REIT」「利回り」「一覧」などと検索すれば、REIT全銘柄の価格に加え、利回りなどについて調べることができます。ぜひ一度検索してみてください。

分配金は決算などで運用会社などから発表されますが、金額はそれぞれのREITによって異なっています。

たとえば、サムティ・レジデンシャル投資法人というREITがあります。関西を基盤としているサムティグループをメインスポンサーとしていて、シングルやコンパクトタイプを中心とした住居特化型のREITになります。

2019年2月28日現在、株価は9万5700円で、2019年の1口当たりの分配金は、1月は3050円、7月は3474円(予想)です。

次に星野リゾート・リート投資法人というREITがあります。日本各地に高級リゾート宿泊施設を展開している星野リゾートをスポンサーとするホテル特化型のREITになります。

2019年2月28日現在、株価は53万2000円で、2019年の1口当たりの分配金は、4月は1万2918円(予想)、10月は1万2921円(予想)です。