〔photo〕iStock

年収5倍の住宅ローンで「ペット禁止マンション」を買った人の悲劇

売れないマンション10のNGリスト

とてつもない請求

「負」は負債の負。売りたいのに売れず、現金化できずに負債となった不動産のことです。

〔photo〕iStock

特に「負動産」となってしまったマンションは、持ち続けているかぎり管理費、修繕積立金、固定資産税などの金銭的な負担も所有者に重くのしかかってきます。それに併せて、「大規模修繕や建て替え費用が不足しているから1000万円持ち出しで負担してほしい」と、ある日突然とてつもない請求がくる可能性だってあるのです。

 

売ろうと思っているけどなかなかタイミングが見つからない、もしかしたらまだ価格が上がるかもしれない……とモタモタしているうちに、立地や管理状況など、様々な理由で自分のマンションが突然、負動産化することもあります。特に1991年3月~1993年10月のバブル崩壊より前に新築物件を購入している場合、実際の価値より高値で住宅を購入しており、大幅な価格下落の影響を受ける可能性が高いです。昔の「住宅すごろく」のように、「不要になれば、いつでも処分できる」は通用しない時代であることを肝に銘じましょう。

私はマンションの専門家として、様々なマンションの実態を調査し、管理組合のコンサルティングを行ってきました。その経験から言えることは、負動産化する可能性がある物件は、一日でも早く売るべきだということです。日本では今後、年を追うごとに築古マンションが増加し、2020年には築30年以上の分譲マンションが216万戸になると予想されています。売るに売れないマンションが増えることはあっても、減ることはありません。