「生活保護より、デリヘルで働く」隠れシングルマザーの選択

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《「生活保護より、デリヘルで働く」隠れシングルマザーの選択》
結婚しているにもかかわらず夫のDVや育児放棄によって、事実上のシングルマザー状態になっている女性は少なくない。しかし結婚を継続している限り、児童扶養手当はもらえない。児童手当は夫婦のうち所得の高い方(主に夫)の口座に振り込まれるので、子どもや妻の手に渡る前に夫が全額使い込んでしまうこともある。

あるDV被害者の告白

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《あるDV被害者の告白「殺されないと事件にならないと言われて…」》
夫と妻は離れる選択をしない。なにしろDV夫に限って言葉巧みである。苦しい状況にあればあるほど、妻はマインドコントロールされていく。そのベースには過酷なシングルマザーだった体験がある。もし、母親たちが子連れで離婚したあとに、安心して暮らせる状況が確保されていたら、違う生き方をしている人も多いのではないか。彼女たちに選択肢はないのである。
 

「ワンオペ」と「日本の夫婦」の深い闇

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《シングルマザーが考察する「ワンオペ」と「日本の夫婦」の深い闇》
シングルマザーというのは社会的な弱者だ。なってみると、その立場の弱さは目眩がするほど。「細うで」「女手一つ」と労って褒めてくださる人に悪意はないが、それが社会的に「美談」という風潮になると、「弱い立場でも我慢して頑張っててえらい」から「弱い立場に文句を言わず頑張らないといけない」のように、なぜか価値観が歪められて押し付けられることが多い。