業務スーパーの神戸物産、ここへきて「株価上昇」している意外なワケ

今週の「AI株価予報」で読む

業務スーパーが「大人気」のワケ

6月の日本株市場は日経平均株価が5週ぶりに反発に転じるなど、マーケットには明るいムードが広がっている。

〔photo〕gettyimages

米トランプ大統領がメキシコに対する追加関税の見送りを発表したことで、世界貿易戦争への懸念が沈静化。同時に、米FRBをはじめとした中央銀行への利下げ期待の高まりを受けて、マーケットには新・リスクマネーが流入してくるシナリオが現実味を帯びてきた。

そんな日本株市場にあって、ズバリ的中率80%を超える『Phantom株価予報AIエンジン』(財産ネット社開発・運営、詳細はhttps://phantom-ai.com/)が導き出した「今週の注目銘柄」を紹介しよう。

まず、今週の『Phantom株価予報AIエンジン』がピックアップした大本命銘柄は神戸物産 (3038)である。いま同社の株価が大きく伸びていることをご存じだろうか。

 

神戸物産といえば、食材販売の『業務スーパー』で知られる日本最大級の食の製販一体企業。業務スーパーは本来は個人経営などの飲食店向けなど業務用の食材販売だったところ、デフレ時代とともにいま一般消費者の人気上昇中なのだ。財産ネット企業調査部長の藤本誠之氏が言う。

「プロ向けの高品質な商品が低価格で買えるコスパの良さから、主婦たちの強い味方として急速に存在感を増しています。国内に自社工場を多く所有していることから、他社ではマネできない低コストでオリジナルなプライベートブランドを商品開発できる強みがある。牛乳パックと同じ紙パックに入ったマンゴプリンや水ようかんなどのスイーツシリーズは、インスタなどのSNSで拡散されてブーム化する現象も起きている」

業務スーパーの売りは「エブリデー・ロープライス」。その高品質・低価格を実現するために、同社は冷凍食品用の什器をオリジナルで作ったり、ウェブチラシ中心で広告費用を抑えるなど、細部に至るまでコスト管理を徹底しているのもまた特徴である。