旅行先トラブルで「数百万円の請求」…どうする?
近年、日本人の海外旅行が好調だ。日本政府観光局(JNTO)が発表した、2018年の年間日本人出国者数(推計値)は約1,895万人。前年2017年は約1,789万人と2012年に次いで過去2番目の人数となったが、2018年はこれも上回り、過去最高となる。
さらに今年は、GWが10連休ということもあって、海外旅行に出かけた人も多いだろう。
たしかに、海外旅行は楽しいものだが、心配なのは旅行先でのトラブルだ。

急に具合が悪くなったり、ケガをしたりして、病院で治療を受ける。携行品が壊れる、盗まれる。空港で預けた荷物が出てこない等々。自国と違って勝手が分からず、言葉も上手く通じない海外で起きたトラブルは面倒だし、ストレスもたまる。とくに、急病で治療を受けたケースについては、「数百万円の請求を受けたが、どうしたら良いか?」というご相談を受けることもある。
さらに最近は、生活コストを抑えるために、海外にプチ移住する人や海外留学する人も少なくない。そんな時こそ加入しておいてソンはないのが保険である。
今回は、海外旅行に出かける前に、是非とも、知っておきたい「海外旅行保険」の威力とこれだけは付けておきたい補償のポイントについてご紹介しよう。