「芸能界一のモテ女優」が一生の伴侶に選んだのは、日本中が驚く意外な相手だった。モテる女性は結婚を決めるとき、相手の何を見ているのか。出会い、恋愛、結婚……男女のさまざまなステージにおける心の機微に詳しい恋愛アナリストのヨダエリが、今回の電撃婚を読み解く。

女優の蒼井優さん(33歳)とお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山ちゃんこと山里亮太さん(42歳)が結婚した。

芸能界一のモテ女優と言われる蒼井優と、非モテキャラを打ち出しているお笑い芸人。予想外すぎる組み合わせと交際2ヵ月で入籍という電撃ぶりに多くの人がざわめく中、6月5日には結婚記者会見が開かれた。

結論から言うと、誰もが2人の未来を応援したくなる、そんな会見だったと思う。

だが、中には「なぜ蒼井優は山ちゃんを選んだのか」という疑問を感じている人もいるかもしれない。「他にもいい男はたくさんいたのではないか」と。

しかし、2人が結婚したことは、筆者にしてみると納得も納得、大納得である。その理由を、会見で聞いた2人の言葉なども交えつつ、語っていこうと思う。

モテる=結婚相手よりどりみどり、ではない

芸能界一のモテ女優。魔性の女。真偽はさておき、そのように言われるということは、これまでにさまざまな男性が彼女の魅力に陥落した、もしくはそういう話を見聞きした人が多いということだろう。

なら、結婚相手もよりどりみどりでは? と思う人もいるだろうが、そんなことはなかったのでは、と私は思う。

なぜなら、モテるとは、多くの人を刺激する魅力があるということ。つまり、その魅力を味わってみたいという欲望に任せて、軽い気持ちで寄ってくる男性も山ほどいるということだからだ。

モテる女性は、その中から「本物」を見抜かないといけない。

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本物とは、自分の外見も内面も、長所も短所も、過去も現在も未来も、まるごと受け止める覚悟を持って自分を欲してくれる人のこと。

蒼井優さんは33歳。これまでに、「運命の相手かも」と期待し、「違った」とガッカリする、そんな経験を幾度となく味わっていても全くおかしくはない。

会見で、それを裏付けるような言葉もあった。

「言ってくださらないと前に進めない」

山里さんを選んだ決め手は何だったのかと記者に質問された蒼井優さんは、「男気」と答えたあと、そう言ったのだ。

分かる……! と頷きすぎてムチ打ちになりそうになった女性は山ほどいると思う。