6月13日 英の物理学者J・C・マクスウェル誕生(1831年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

電磁気学を完成させた理論物理学者ジェームズ・クラーク・マクスウェル(マックスウェルとも、James Clerk Maxwell、1831-1879)が、この日、イギリス・スコットランドの首都エディンバラに生まれました。

【写真】J・C・マックスウェル
  ジェームズ・クラーク・マクスウェル photo by gettyimages

マクスウェルは、若いころから数学に才能を発揮し、ケンブリッジ大学を卒業後、ロンドン大学の教授やキャベンディッシュ研究所(Cavendish Laboratory)の設立に尽力したのちその初代所長を務めるなど、19世紀を代表する物理学者です。

1864年に発表した「マクスウェル方程式」は、ファラデーの電磁気の学説を数式化したもので、これによって古典電磁気学の基礎が確立されました。この方程式があったから、電磁波の存在が予言され、また、アインシュタインが特殊相対性理論を思いついたのだと言われています。

関連の日:12月 8日 マクスウェルが光の電磁波説を発表(1864年)
マクスウェルが、電磁波の存在を予言した論文を王立協会から発表

熱力学の分野においても数々の業績を残しており、分子の動きを観察できる架空の悪魔を想定して、熱力学第二法則で禁じられたエントロピーの減少が可能であることを証明した思考実験である「マクスウェルの悪魔」は、一般にもよく知られています。

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