2019.10.21
# 起業

成功するビジネスは、この「型」でつくれる!「起業アイデア」発想法

競合との違いを生む「5つの要素」
村田 茂雄 プロフィール

アイデアはたくさん必要ない

アイデアを考えようと思った場合に、巷では「量をたくさん出すこと」に重きが置かれています。確かに、量をたくさん出して成功している起業家も少なくありません。

その代表的な人がソフトバンクグループ社長の孫正義氏です。孫氏は学生時代に250個のビジネスアイデアを考えて、その中の1つを選んでビジネスを始めました。私がこれまでに会った起業家で360個考えて起業した人もいます。

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このような話をきくと、アイデアはたくさん必要なのかと思ってしまいますが、実際には起業アイデアに量は必要ありません。ベンチャー企業の経営者100名にアンケートをとったところ、起業アイデアに数は必要ないという結果が得られました。

 

こちらの図はベンチャー経営者100名が起業前に考えた起業アイデアの数(上図)と、アイデアの数別の業況の認識(下図)のグラフです。

※2018年4月1日~2019年3月31日 ベンチャー企業経営者100名にアンケート

まず、上図では11個以上のアイデアを考えた起業家は22%で、5個以下が66%、1個という起業家が23%もいます。つまり、7割弱が5個以下で、約4人に1人は1個のアイデアで起業していることになります。

さらに、下図では起業前の起業アイデアの数が1個の人の約91%が「順調である」「やや順調である」と回答しています。一方で、11個以上考えた人の約36%が「やや順調でない」「順調でない」と回答しています。

つまり、アイデアの数を多く考えた人ほど業績をよく感じていないという結果になっています。このアンケートは起業家100名のみの回答であるため、世の中の全てを表しているとは言えませんが、少なくともアイデアの数が多くないといけないわけではないのです。

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