2019.06.18
# 日本人論

外国人の私がリクルートで学んだ「日本式」営業テクニック

このスタイルこそ「世界標準」に
ルース・マリー・ジャーマン プロフィール

このチャンスを見事に生かしている企業を分析すると、3つの共通キーワードが浮かんできます。

「デザイン」「独自性」、そして「ストーリー」です。

日本的なデザインセンスは世界中から絶賛されています。特に、エコを意識したグリーンなスマートデザインは、いまや世界共通のトレンドです。エコの要素をどこかに取り入れることによって、日本企業は万国共通の意識に通じることができるのです。

 

そして重要なポイントは、そのスマートさが、どこへ行っても手に入らない日本だけのオンリーワンの独自のものであることです。

オーガニックな素材を用い、生産過程にとことんこだわり、手間ひまをかけてつくられたMade in Japanのプロダクトや農産物などは、ほかの国のものよりも価格は高いかもしれません。

しかし、そのものづくりにかける想いやストーリーをどれだけ伝えられるかが、宣伝するときの重要なポイントとなります。

商品の独自性の「理由」を言葉にし、さらに英語にして海外の人へ伝えることが、価値の裏づけとなり、世界中の本物志向の顧客の納得につながるのです。

国際化で何かを失うとか、大切なものが薄まるといった心配はすでに過去の悩みです。

国際化が進んだ日本がアイデンティティーを自覚し、世界中の人々に日本の誇れるところを伝える絶好のチャンスです。

相手から異なる文化や習慣を学び、受け入れること。そして、相手に自分たち日本の文化、習慣を受け入れてもらうこと。この両面を意識して実践することができれば、日本はよりいっそう、深みのあるゆたかな魅力ある国として、世界に存在をアピールできるに違いありません。

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