6月12日 A・H・ベクレルが放射能について発表(1901年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、フランスの物理学者アントワーヌ・アンリ・ベクレル(Antoine Henri Becquerel、1852-1908)が、パリの科学アカデミーにおいて、放射性物質の発光・透過・電離の性質(放射能)について発表しました。

【写真】A・H・ベクレル
  アントワーヌ・アンリ・ベクレル photo by gettyimages

ベクレルは放射線の発見者として知られていますが、実験に使うために保管していたウラン鉱石が、たまたま一緒にしまってあった写真乾板を感光させたことがきっかけだったそうです。

【写真】刊行した写真板
  感光した写真板。ベクレルのメモ書きが残っている photo by gettyimages

この発見により、ベクレルは1903年にノーベル賞を受賞し、また、放射性物質が1秒間あたりに崩壊する個数の単位「ベクレル(記号:Bq)」にも名前を残しています。