この桜の木にはエゾリスの母子が暮らしています。春に4匹の子どもが生まれました。
しばらく木の下から観察していると、お母さんは食糧調達に出かけ、その留守中に、子どもたちは外に出て遊び始めました。
木の芽を食べたり、葉っぱをひっぱってみたり、追いかけっこをしたり、ものすごく活発です。
そのうち好奇心満点の1匹が、木の下で撮影していた僕に気づいて、近寄ってきました。
「見たこともない不思議な生き物だけど、天敵ではない」と判断したのか、こちらをじっと観察し始めたので、そ~と後ろに下がって、カメラを置きました。
子リスたちの無邪気な姿は見ているだけで癒されます。
天敵に襲われることなく無事に大きくなることを祈りつつ、家路につきました。