やればできる!は本当だった

いや~、心を決めればどうにか出来るもんですね。
うろこが台所中に飛び跳ね、内臓をニョロニョロ引っ張り出して指を突っ込み綺麗に洗い、骨に沿って包丁を入れ……
ネットにさばき方を載せてくれている皆様、スペシャルサンクスです!
“初めて”魚をさばきました。
夕食の時間がいつもより30分以上遅くなりました。

次男はお腹が空きすぎてぐずり甘えたそうでしたが、それでも母は魚と向き合いました。
まさか、子供が釣った魚を私がさばきフライにして夕食に出すとは……。
こんな人生、想像もしていませんでした。
そして息子が釣ってきた鯵とキスは、想像以上に驚くほど美味しかったのです。

なんとかさばき、フライにして食べました!! 写真提供/中村仁美

遅めの夕食を三人でとりながら、「どうだった?楽しかった?」と聞くと「うん。」とうなずきながら、なぜかしくしくと泣き始めた息子。
「どうしたの?」と驚いて尋ねると
「もう○○君に学校が始まるまで会えないと思うと、寂しいよぉ……。」

なんとまあ……!
そういう感情になるんだ、と“初めて”知りました。
そんなに楽しかったのか、でもあと数日で学校始まるよ…‥なんて絶対に言葉にはしませんが、邪心でいっぱいのひねくれ母からこんなに純粋な息子が生まれてくるなんて。

何年母業をやっても「初めて」がある

長男にとって、私はいつでも新米の母です。

親になるのも初めて、ママ嫌い!と言われるのも初めて、幼稚園の行事に参加するのも、習い事を選ぶのも、小学生の子供を叱ったりなだめたりするのも、全て“初めて”なのです。
そしてこの先も、中学、高校、大学生の母になるのは“初めて”で、母業を何年積み重ねようが、私は長男に難題の“初めての課題”をいくつも提出されることでしょう。

新米母はその度にトライアル&エラーを繰り返し、ことあるごとに反省し、長男に許しを請い、無駄を省いてそれを次男や三男に生かせるよう心に刻むことしかできません。

それは次男や三男にとっても、もしかしたら同じかもしれませんが……それでもやはり長男への負担は大きい。

いくつもの“初めて”を長男と乗り越え、一緒に成長する。
母になり、息子たちにいくつもの新しい世界を見せてもらっています。
長男にとって、いえ、息子達全員にとって、いつも心もとない母ですが、母は頑張るよ!

苦手な魚だってさばけたんだ!

だから息子達よ!
これからも、新しい難題を持っておいで!
まもなく三兄弟の母になる、自分への決意でした。

まもなく令和ベビーが我が家にやってきます。全く実感がわきませんが…… 写真提供/中村仁美