6月 1日 八幡製鉄所の建設開始(1897年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、鉄鉱石から鉄を取り出し最終的な製品を作るところまでを行う、日本初の一貫製鉄所である八幡製鉄所の建設が福岡県の八幡村(現北九州市八幡東区)で始まりました。

日清戦争をきっかけとして、軍備増強および産業資材のために鋼鉄の需要が高まったことから計画されたもので、建設は前年の帝国議会で決定されています。

操業開始は1901年2月5日。初めは官営の製鉄所でしたが、1934年に日本製鉄所属となり、戦後には八幡製鉄・富士製鉄など4社へ分割、さらに企業合併などを経て現在は新日鐵住金の製鉄所となっています。

【写真】1950年代の製鉄所内の様子
  1950年代の製鉄所内の様子 photo by gettyimages

製鉄所施設のうち、旧本事務所、修繕工場、旧鍛冶工場と、福岡県中間市にある遠賀川水源地ポンプ室の4資産が「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」(全23資産)の構成資産として世界遺産に登録されています。

関連の日:12月 1日 日本初の商用洋式高炉で銑鉄が作られる(1857年)
日本で最初の製鉄所「釜石製鉄所」のルーツで、最古の洋式精錬高炉であった大橋製鉄所において、銑鉄の製造に成功しました
【写真】八幡製鉄所
  八幡製鉄所 photo by gettyimages