元気な有名人が65歳過ぎてやめたこと、始めたこと

伊東四朗、板東英二…ほか
週刊現代 プロフィール

未練を持つのをやめた

車の運転もやめた。2年前に79歳で、免許を返納し、現在はもっぱら電車移動だ。

「具体的になにかあったわけではありません。ただ、75歳を超えたら免許更新のときに高齢者講習やら認知機能検査やらあるでしょ。

日時がわかっているか確認するために時計を持ってこないように言われたり、動物の写真を見せられて覚えているかどうか確認させられたり、面倒だし、正直なところ『ちょっとこれはないだろう』と思ったんです。それで警察に行って返納してきました。

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いまでも運転はできるとは思うんです。でもやっぱり目も悪くなったし、耳も遠くなったので不安はある。

最近も87歳の方が事故を起こしていましたが、車を運転していたら、なにかのはずみで自分も加害者になるかもしれない。免許を返してからはそうした不安はなくなりましたね」

 

電車に乗るようになり、一日に歩く歩数も増えた。さらに身体だけでなく、頭の体操として始めたのが、「円周率」の暗記だ。伊東さんが続ける。

「新聞のコラムに『産医師異国に向こう……』と、語呂合わせを使って簡単に円周率を覚える方法があることを知ったんです。

そのことを加山雄三さん(82歳)に話したら、彼も小さいころに同じ方法で円周率を覚えていたらしくて『簡単にできるよ』と言われて。それでやってみたらものの10分で30桁覚えられた。最終的には1000桁まで暗唱できるようになりましたよ。

覚え方のコツはとにかく声に出すこと。周りに変な目で見られながらも、ブツブツ言いながら覚える。でも別に覚えなきゃいけないとかいう気持ちはないんです。

仕事じゃないから、自分のペースでやりたいときにだけやる。そのおかげか、この年になってセリフの覚えがよくなった気がします」

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