魚を捕食することから「魚鷹」とも呼ばれる猛禽類のミサゴ。本州以南では1年中留まって暮らすようですが、北海道では春に南からやってくる渡り鳥です。
彼らの狩りは豪快で、水中にいる魚に向かって空の上から一気にダイブして、爪で引っかけて捕まえます。
新緑の季節になると、海岸や川でダイブする姿をよく見かけます。
美味しそうな旬のヒラメやサクラマスを捕まえて、悠々と持ち去る姿を見ると、羨ましくなります。
この写真は、捕らえたアメマスを巣へと運ぶシーンをとらえたものです。
産卵のため遡上したアメマスを、流れの速い川の中から豪快に捕まえて飛んで行きました。
今の時期は、雌は卵を温めている頃です。
狩りに出られないパートナーのために持ち帰ったのでしょう。