5月はキタキツネの子育てシーズンです。北海道各地で子ぎつねが生まれています。
巣は、土手に穴を掘ったり、大木の根の空洞を利用したり、農家の納屋にちゃっかり居候したり、様々です。
この家族は、8匹の子ギツネが生まれて、大きな木の下に巣を作っていました。
ある日、見に行くと子ギツネが5匹しかいません。
不思議に思い、母ギツネを追跡すると、なんと別の巣で3匹を育てていました!
子供が成長して巣が狭くなったので、別宅を作って2ヵ所で子育てをしていたんだと思います。
野生動物の子育ては愛情たっぷりで、いつ見ても畏敬の念を持ちます。