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「離婚してくれ」と迫る夫に、34歳子持ち主婦の意外すぎる逆襲テク

離婚の前に妻が取るべき一手
露木 幸彦 プロフィール

「離婚準備」のために

「手当が減ることを気にして仕事をセーブする必要はなく、できるだけ収入を増やしたほうがトータルでは得策ですよ」

私はアドバイスしたのですが、倫子さんは「まだ娘も小さいし、新しい生活に慣れるのに時間がかかるし、落ち着いてから働き始めようと思っています」と言います。

〔photo〕iStock

それまでの間、養育費を割増して欲しいと考えていたのですが、割増分は倫子さんの生活費。計算高い夫のことを考えると、倫子さんが頼み込んでも断られる可能性が高いため、養育費の割増は期待できないという前提で働き口を探すことになります。

ただ、倫子さんは結婚をきっかけに会社を退職しており、結婚期間中はずっと専業主婦でした。倫子さんは特別な技能や資格なども持ち合わせていないため、仕事を探しても望むような会社に正社員として就職し、期待するような収入を得ることは難しいことが予想されます。

 

「最近は『手に職をつけてから』離婚する人が増えているんです」

例えば、あらかじめ看護学校に通って看護師の資格を、通信教育を使って介護ヘルパーや作業療法士の資格をとっておけば、「離婚後の就職」に有利に働くのは間違いありません。このように考えると倫子さんの「離婚準備」はまだ不十分でした。

倫子さんは今すぐ離婚しても生活が成り立たないのは明らかだったので、いったん離婚を取りやめ、様子を見ることにしたそうです。