200万円超の商品も! 大谷復帰で盛り上がる地元球場現地レポート

9月には大谷スペシャル弁当が登場
竹田 聡一郎 プロフィール

進化するグルメ! 9月には大谷スペシャルが登場

センター奥には人工の岩が配置され、その間を川が流れ、ホームランが出ると花火が上がる。さすが親会社はディズニーと唸らされる全米屈指のエンターテイメント・ボールパークだが、やはり多くの人の楽しみはグルメだろう。これについてはエンゼルスOBが太鼓判を押してくれた。

「僕が現役の頃も、フードの種類はいろいろあったけれど、やっぱりホットドッグなどに代表される、いわゆるボールパーク・ミールが中心だった。このナチョス、本当に美味しいですし、他の店舗も総じてレベルが高い。スタジアムに向かう際は空腹でも大丈夫ですよ」

ライトスタンド上部のセクション348にある、サンディエゴのブリュワリー直営の「セント・アーチャー」でそう語ってくれたのは長谷川滋利氏だ。

「セント・アーチャー」の店内。一見、ただのビアパブだが向かって左手がライトフィールド。もちろん店内でテレビ観戦もできる

長谷川さんが絶賛したのは「パストラナチョス」(14$)。チリコンカンにアボカド、ピリ辛のチーズソースといった王道のナチョスのレシピにパイナップルとパクチーを加え酸味と香味を強めた新メニューで、オリジナルのメキシカンラガーやインディア・ペールエール(いずれも12$)との相性は抜群だ。

プレイボール前から常時混雑しているこの人気ブリュワリーは予約可能で、さらにはチケット代など込みの貸切パーティープランも受け付けており、結婚式の二次会などで利用する贅沢なファンもいるようだ。

「現役の頃、あったら通ってたかもしれない」と長谷川さん

もちろんタップビールが飲めるのはここだけではない。外野コンコースにはバドワイザーやクアーズなどの国民的ビール、メインゲート裏には20数種のタップビールが試せる「ドラフト」のビアスタンドがそれぞれ並ぶ。

「ドラフト」の背後には女性に家族連れに圧倒的人気を誇る焼き立てクッキーを提供する「キャシーズクッキー」のフードワゴンが出店しているし、ガッツリ食べたい人にはセクション107の鉄板バーガー「ビッグ・A・バーガー」がオススメだ。

写真手前「レジェンダリーバーガー」($18)、写真奥「ミートボールスライダー」($13)

レストランからキオスク、ビアスタンドやフードトラック、ワインセラーやカクテルバーまで合わせると50以上の飲食店が集うエンゼルスタジアム。美食のボールパークであることは間違いないが、日本人ファンにとって外せないスポットがある。

一塁側スタンド226セクションの「チェンジアップ・キッチン」だ。選手の好物やソウルフードから考案されたメニューを月替わりで、2、3品ずつ出す。たとえば、5月はチキンポットパイとポークチョップだが、大谷にインスパイアされたメニューが出るのは9月だ。

チキンミートボール焼き鳥に、白米、きゅうりのピクルスサラダにカルフォルニアロールが入った「ベントウボックス」と、唐辛子とゴマとポン酢とニンニクを使った「スパイシーエダマメ」が、大谷スペシャルとして供される。特に後者の味の想像は難しいが話のネタになること間違いなしだ。

7月16日に配布予定の大谷ボブルヘッドを狙うもよし、9月に大谷フードを頬張るもよし。買い物天国で美食のボールパーク・エンゼルスタジアムで、あらゆる角度からショウタイムを堪能してはいかがだろうか。