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将来のお金は隔離!「使う」と「貯める」で金融機関を使い分ける

一生「ヲタ活」を楽しむために
著書『浪費図鑑』で一躍脚光を浴びた、オタク女子4人組ユニット「劇団雌猫」。『一生楽しく浪費するためのお金の話』は、彼女たちが抱える「お金の悩み」を、自身も「浪費女子」のファンドアナリスト、篠田尚子氏がやさしく解決する一冊だ。「お金が貯まらない……」とお嘆きのあなたにオススメなのが、口座をいくつかに分けること。では、どんなふうに分けるのが、一番おトクなのか? 篠田先生に教えてもらった。

「ネット証券」に口座を開こう

劇団雌猫 「NISAを始めるならネット証券がおすすめ」とのことでしたが、そもそも、銀行と証券会社ってどんな風に使い分けるんですか?

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篠田先生 いい質問です! 私が銀行と証券会社の双方に勤務し、さらに自分でもコツコツと資産形成を続けてきた中で改めてわかったのは、まさにその「金融機関の役割分担をすべき」ということでした。

金融機関を賢く使うなら……「増やす」は証券会社に、「貯める」「借りる」は銀行に、それぞれ任せる。

篠田先生 規制緩和が進んだことで銀行と証券会社の垣根は低くなりましたが、現実には、それぞれ「できること」「できないこと」があり、さらに得意な分野があります。

例えば、証券会社は銀行のように定期預金や住宅ローンを取り扱うことはできません。一方、銀行は証券会社のように株を取り扱うことができませんし、証券会社と比べると投資信託のバリエーションも限定されています。

劇団雌猫 なるほど~、そもそも選べる商品が違うんだ。

 

篠田先生 そうです。さらに、このように金融機関の使い分けをおすすめします。

・iDeCoとNISA(つみたてNISA)はネット証券
・預金は現在のメインバンク+ネット銀行

劇団雌猫 証券会社のなかでも、ネット証券がおすすめなのはなぜでしょう?

篠田先生 理由はとてもシンプルで、ネット証券は圧倒的に手数料が安いんです。また、ネット証券なら、口座開設を含む多くの手続きをスマホで完結できますし、100円単位という少額から取引ができます。

代表的なネット証券は、SBI証券と楽天証券。口座数ナンバーワンのSBI証券は、取引に応じて「SBIポイント」を貯めることができます。

楽天カードや楽天市場など、楽天グループのサービスを利用している方なら楽天証券がおすすめ。取引に応じて「楽天スーパーポイント」を貯めることができるほか、ポイントを投資信託の購入に充てることもできます。