5月19日 ソ連の探査機「ベネラ1号」が金星接近(1961年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

2月21日にソ連が打ち上げた人類初の金星探査機「ベネラ1号(Венера[露]、ラテン文字表記の場合はVeneraなど、「金星」の意)」が、この日、金星に最接近しました。

【写真】ベネラ1号の完成図
  ベネラ1号の完成図 photo by gettyimages

ベネラ1号は、直径1メートルほどの円筒形の本体とドーム型の頭部からなる、高さ約2メートル、重量643.5キログラムの探査機で、金星から10万キロメートル以内にまで接近しました。

太陽風の測定器や、温度計、磁束計などの計測機器が搭載されていましたが、残念ながら最接近後は地球との交信が途絶えてしまい、金星の情報は得られなかったようです。

ベネラ計画の探査機は、その後、16号まで打ち上げが続けられ、地球以外の惑星への初めての軟着陸や、地表からの映像の送信など、宇宙開発における重要なステップがこの計画でいくつも達成されています。

3月 1日 ソ連の「ベネラ3号」が金星に命中(1966年)
探査ロボットを送り込むことには失敗しましたが、地球以外の惑星に人類が初めてアプローチした記念すべきミッションでした。
12月15日 ソ連の「ベネラ7号」が金星に軟着陸(1970年)
惑星の地表に探査機を送り込み、大気の状態を測定したり、地表から地球に向けてデータを送信するなど、宇宙開発における重要なミッションでした。