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公的年金にはもう頼れない、確定拠出年金・iDeCoで老後に備えよ

節税効果は意外と大きい

企業型確定拠出年金は「退職金の進化系」

世の中には、一見自分に関係がないと思っても、将来大切な意味を持つことがあります。

企業型確定拠出年金がそのひとつです。確定拠出年金は、退職金の進化系です。ここでいう退職金とは定年退職まで勤め上げたサラリーマンが、老後の蓄えとして会社から受け取るお金です。若い皆さんにはピンとこないかも知れませんが、将来の自分のために今しっかり取り組むべきことです。

 

定年時の退職金はとても大きなお金が一時金で支払われることもあります。また昭和の時代に一世を風靡した厚生年金基金のように、終身で年金が支払われる手厚い制度もありました。しかしこれらの制度を維持する会社の負担は相当なもので、平成の中頃には、確定拠出年金という新しいタイプの退職金制度に切り替える会社が多くなりました。


〔photo〕gettyimages

退職一時金や厚生年金基金は、「将来支払う金額」をあらかじめ決めて、会社がお金を準備する仕組みでした。将来の「給付額」が「確定」しているので「確定給付型」と呼ばれたりします。会社はお金を準備するために、資金を運用するのですが、運用に失敗すると責任を負わなければならず、経済環境の変化の中でそれがだんだん難しくなりました。

そんな時に登場したのが、確定拠出年金です。これは会社が毎月「確定」した金額を従業員に「拠出」して、従業員に将来の退職金の原資を運用してもらおうというコンセプトの退職金です。確定拠出年金は、毎月の掛金は「確定」ですが、将来の額は「不確定」、自分の運用次第で、うまくいけばプラス、失敗すればマイナスです。運用次第で将来の受け取り額が変動します。