5月18日 フランスの高速鉄道TGVが時速500キロを突破(1990年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、フランス国鉄(SNCF)が運行する高速鉄道TGVが、TGV Atlantique(TGVアトランティーク、TGV-A、24000形車両・325編成)の走行試験において当時世界最速の時速515.3キロメートルを樹立しました。

【写真】速度試験を行うTGV-A
  最高速度時速515.3kmの試験走行を行うTGV-A 325編成。通常の営業運転時の編成から中間車両を外した photo bygettyimages

この記録は、2007年4月に同じくTGVののTGV POS(384000形車両)が時速574.8キロメールで記録を更新するまで、じつに17年ものあいだ、鉄車輪式列車の速度としては世界一の座を占めていました。

車輪とレールの摩擦によって推力を得る通常の列車では、この速度を大幅に更新することは難しくなっていますが、磁気によって車体を浮上させ、推力を得るリニアモーターカー方式では、さらなる高速化が実現可能です。

2015年には、日本の中央新幹線L0系が時速603キロメートルという記録を達成しており、これが、現在のところ鉄道の最高速度記録とされています。

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