実はそれ売れます!家を掃除して出てくる「おカネになるもの」大全

メダルや古札…家の中は宝の山
週刊現代 プロフィール

未開封の洋酒はカネになる

'87年、じっと音楽を聴くサルの映像に、〈音が進化した。人はどうですか〉とナレーションが入るソニーのウォークマンのCMをおぼえている人も多いだろう。

このウォークマンの'80年代モデルも、オークションサイトでは3万5000円前後で取り引きされている。

そして、懐かしいアーティストのレコード盤にも、値段がつくものがある。筆頭は、やはりビートルズの作品だ。コレクターの数も多く、レアなものなら数十万円で売れるものが数多くある。

また、'70年発売の『レット・イット・ビー』のように数が出ているものでも美品なら1万円程度の値段がつくので、若き日に洋楽にハマった経験がある人はチェックしてみるといいだろう。

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邦楽のLPで高値がつくのが、'95年に急逝したテレサ・テンのシングル盤『つぐない』だ。'84年に発売され、オリコンセールス44.2万枚を記録した同作は、帯付きなら1万5000円以上で取り引きされる。

その他、迷わず捨ててしまいそうなものにも意外な値段がつくことがあるので油断はできない。たとえば、古雑誌。

女優・松原千明が表紙を飾る本誌『週刊現代』'79年12月6日号には、2万5500円、『週刊平凡』'75年4月24日号には4万500円、『週刊明星』'76年12月5日号には、6万7000円という高値がついている。

この3冊には、共通点がある。グラビアページに、昨年5月に63歳で亡くなった西城秀樹さんの姿が掲載されているのだ。

'72年のデビュー以来、お茶の間を魅了し続けた西城さんのファンはいまだに多い。古雑誌をパラパラとめくり、微笑む「ヒデキ」の姿を見つけたら、その雑誌には貴重な価値があるかもしれない。

 

また、ずっと昔にお中元やお歳暮でもらって手をつけずにいた古い洋酒も、むやみに捨ててはいけない。

「酒類は1本あたり1000円程度になるものが多いのです。高いものだと、バブルの時代に広く贈答品として出回っていたコニャック『ルイ13世』は、未開封なら10万円か、それ以上の価値があります」(前出・近藤氏)

ちなみに、この「ルイ13世」が入っているデキャンタはフランスの有名ブランド「バカラ」製のもので、この入れ物だけでも価値がある。状態が良い空き瓶は、なんと5万円で落札されている。

「ヤフオク!などを見ていると、あらゆるものに値段がつくことがわかります。自分で出品することが難しければ、ネットにくわしい子どもや孫に代わりに出品したり、相場を見たりしてもらえばいいでしょう」(近藤氏)

億劫でついつい先延ばしにしたくなる家の整理も、出てきたモノのひとつひとつがおカネになると考えれば、だんだん楽しく思えてくるはずだ。

「週刊現代」2019年4月27日・5月4日合併号より