Photo by iStock

実はそれ売れます!家を掃除して出てくる「おカネになるもの」大全

メダルや古札…家の中は宝の山

遺産や人間関係とあわせて、来るべき日のために家の中の整理も進めておきたい。いっそ、まるごと捨てるのが楽だと思うかもしれないが、ちょっと待ってほしい。それは、宝の山かもしれないからだ。

万博メダルは5万円

「人生の棚卸し」とばかりに、押し入れや机の中を片付けてみると、昔捨てられずにしまいこんでいた懐かしいものがたくさん出てくる。実は、そうやって死蔵されていたものの中には、売れば値段がつくものがたくさんある。

歴史的なイベントの際に購入した記念硬貨や記念コインは、その典型だろう。せっかくだからと買ってはみたものの、ふだん使うわけにもいかず、さりとて硬貨だから捨てるわけにもいかない。かくして、いつの間にか存在を忘れてしまう。

「1万円以上の記念硬貨に関しては、額面以上の買い取り金額がつきます。これは抽選頒布であり、当時欲しくても買えなかった方がたくさんいて需要があるためです」(貨幣・切手などを取り扱う新橋スタンプ商会の寺田実氏)

 

逆に、500円や1000円の記念硬貨は流通数が多く、あまり高値にはならないが、未使用の美品であれば額面以上の価値が出るものも少なくない。

たとえば、'64年、東京オリンピックを記念して発行された1000円銀貨。表面には富士山、裏面には1000という文字の下に、五輪のマークが映える。この硬貨は、ヤフオク!などのオークションサイトで、だいたい1500円程度で取り引きされている。

より値段がつきやすいのが、「記念メダル」だ。東京オリンピックと並ぶ昭和の大イベント、'70年の大阪万博記念メダルもその一つ。

アジア初の万博ということで、大阪万博には約6422万人もの人々が足を運び、会場ではメダルを買うための長蛇の列ができた。

この記念メダルは金、銀、銅の3枚セットで販売され、表面には5つの円が桜の花びらのように連なっている万博のシンボルマークが、裏面には当時の日本を代表するグラフィックデザイナーたちの手による技術の発展や未来をイメージした絵柄が描かれている。

3枚が揃った状態の美品なら、オークションサイトで4万~5万円で買い手がつく。

「記念モノ」ではないが、'80年代にブームを巻き起こしたのが、クルーガーランド金貨だ。

南アフリカで発行され、同国の初代大統領・クルーガーの肖像があしらわれたこの金貨は、バブル華やかなりし頃、財テクの一環として、おおいにもてはやされた。流行りに乗って購入した人も多いだろう。

重量別に4種類の金貨があるが、一番重い1オンスで15万円、4分の1オンスのものでも4万円程度で取り引きされている。これも見つけたら、すぐに換金したいコインだ。