結婚は夫の年収くらい重要

そして「結婚」が非リア充マウンティングにおいて、大きな評価基準であることは事実である。ママ友カーストだったら、夫の年収ぐらい重要だ。

未だに、家柄、学歴、肩書き、が物を言う世の中である。いかに内容が伴っていなくとも「既婚」という肩書きは、最終学歴「こどもちゃれんじ中退」ぐらいダメだ。

どれだけ偉大な人物でも、それに全く関係ない家柄や学歴をくさす奴が必ずいるのと同じように、どれだけ優れた非リア充でも、既婚という肩書きを突いてくる奴は、当然いる。

ここで私が「わかった」と、ホンモノの非リア充になるべく離婚したとしても、絶対「一度結婚まで行けているのだから非リア充じゃない」と言われるに決まっている。「結婚」。それは、してしまったら、そう簡単には取り消せないし、取り消すことはできたとしても、した事実は一生消えない。それは非リア充にとっても同じことである。

つまり「結婚」は非リア充にとって「とりかえしのつかない行為」である。非リア王を目指すなら、慎重になった方が良い。

もちろん私もマウンティングされる一方ではなく、よくする。

自称非リア充が「高校時代モテたくてバンド組んだけど全くモテなかった」などというエピソードを披露しようものなら「まず、ボーカルギターベースドラム全部俺、という場合を除き、楽器を弾ける友人が何人かいる時点で非リア充じゃない」と、瞬時に鬼のヘッドをゲット顔でまくしたてる。

バンドを組める友人がいる時点で非リア充失格である Photo by iStock

このように、非リア充は、自称非リア充の「リア充の臭い」に非常に敏感である。非リア王を目指すなら、マウンティングされないように「リア充臭用ファブリーズ」を常に使用する必要がある。

美人だけが結婚できるとしたら

私が「結婚しているなら非リア充ではない」と言われたことは一度や二度ではない。
また私は他社で「ブス」についての本も書いたが、その時も「結婚できたならブスじゃない」という意見があった。

それに関しては実際私の顔を見て「すまんブスでも結婚できたみたいだわ」と、非を認められるのも複雑だが、そういう意見を言う人は少し「結婚」を特別なことと思いすぎではないだろうか。

結婚が美人とリア充にしか成し遂げられない偉業だったら、今頃、日本の人口は30人ぐらいになっている。全ての時代において「そうでもない奴ら」も結婚や繁殖活動ができたから、今1億人以上もいるのだ。

つまり「良い結婚」となると難易度は上がるだろうが「そうじゃない結婚」というのはそこまで大したことではなく、「運」とか「タイミング」とか、全く自分の実力じゃない部分によって可能なのである。

非リア充やブスでも、幸運に恵まれたり、タイミングが良かったりする時はあるのだ。