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実家の親が加入する「ダメ投信、ダメ保険」のヤバすぎる実態

10連休中に続々と発覚していた!

ドル建ての変額保険と毎月分配型の投資信託…

平成から令和に渡っての大型連休、みなさんどのように過ごされましたか。帰省された方も多かったと思いますが、私の元には早速、帰省中に判明したある問題についてのご相談が複数ありました。その中で、記事で取り上げることを快諾してくださった40代の男性の相談を見ていきます。

「母親が、少しでも老後資金を増やしたいと、ドル建ての変額保険と毎月分配型の投資信託を買っていました。投信は、ゲノム技術に関連するビジネスを行う企業などに投資をするといういわゆるテーマ型投信です。しかもこれまでに、頻繁に『買い替え』をしていたこともわかりました」

 

お母様は64歳。老後資金の心配が切実になるご年齢です。子供たちに迷惑をかけないように少しでも老後資金を増やしておきたいと考えられたのでしょう。しかし男性は、「どんな商品で、どんなリスクがあるのか全く理解していなかった」と、離れて暮らす親に目配りできなかったことを悔いていらっしゃいました。この方のように、「よくわからないけど、熱心に勧めてくれたので購入した」というケースは多いのではないかと思います。

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「若い子が一生懸命売りに来るのでかわいそうになってね」
「しょっちゅう訪ねてきて、優しい言葉をかけてくれるから。本当にいい子なのよ」
「投資なんかしたことがないから怖いけど、保険だったら元本保証で安心ですよって勧めてくれてね」……

というのは、私がご相談を通じて実際に聞いた「買った理由」です。遠くにいる我が子よりもセールスパーソンの方がずっと身近な存在なのでしょう。

しかし、これは非常に危険です。