満員電車の匂いがつらい…そんな「繊細さん」が快適に暮らせる具体策

「キライ」という感覚を大切にしよう
武田 友紀 プロフィール

〈触覚〉

「苦手な人とすれ違うと、電流が走ったように体がビリっとする」「肌がざわざわする」など、繊細さんのなかには触覚が鋭い人もいます。そんな方は、

・肌の露出を減らす

・心地よい素材で肌を覆う(肌触りの良いカーディガンやストールを羽織る等)

など「服に守ってもらう」のが対策の基本です。

 

〈嗅覚〉

「満員電車の匂いがダメ」「雨の日のオフィスは空気がこもっていてつらい」など嗅覚が鋭い繊細さんは、

・マスクをする 

・好きな香りのハンドクリームや香水、ヘアワックスをつける 

・アロマペンダントをつける 

など、心地よい匂いで自分を包むのがおすすめです。

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〈味覚〉

「ファーストフードやスナック菓子を食べると体が重くなる」「添加物の多い食べ物は、舌がピリピリする」といった方は、原材料に添加物の少ない食べ物を買う、カットされていない元気な野菜をまるごと買ってきて調理するなど、自分の体に合う食べ物をみつけてくださいね。

ひとつひとつは小さなことでも、こまめな対策を徹底することで、ぐっと疲れを減らせます。

それでも感じすぎてぐったりしたときは、「外部からの刺激をできる限り抑えて休む」が基本です。お風呂の換気扇を消し、遮光カーテンを引いてアイマスクと耳栓をして眠るなど、「やりすぎか!」と思うくらい徹底的に刺激をガードすることで、回復が早まります。

「キライ」は大切なセンサー

繊細さんのなかには、「キライ」という感覚を封じている人がいます。「みんなと仲良くするのがいいことだ」という世間の声をそのまま受け取ってしまい、「誰かを嫌っちゃいけない」「ひとを嫌う自分がイヤ」と思ってしまうのです。

ですが、実は「キライ」は生きていく上で大切なセンサーです。「キライ」というのは「この人は、自分に不利益をもたらす気がする。嫌な予感がする」ということでもあるのです。