この5月、仕事や職場環境に疲れたあなたは「繊細さん」かもしれない

「気にしすぎ」ではありません
武田 友紀 プロフィール

HSP(繊細さん)診断テスト

では、どんな人が「繊細さん」なのでしょうか。

以下は、アーロン博士によるHSP診断テストです。

 
次の質問に、感じたまま答えてください。少しでもあてはまるのなら「はい」と答えてください。まったく当てはまらないか、あまり当てはまらない場合に「いいえ」と答えてください。

・自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ

・他人の気分に左右される

・痛みにとても敏感である

・忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる

・カフェインに敏感に反応する

・明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい

・豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい

・騒音に悩まされやすい

・美術や音楽に深く心動かされる

・とても良心的である

・すぐにびっくりする(仰天する)

・短期間にたくさんのことをしなければならないとき、混乱してしまう

・人が何かで不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐに気づく(たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)

・一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ

・ミスをしたり物を忘れたりしないよういつも気をつける

・暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている

・あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり神経が高ぶる

・空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる

・生活に変化があると混乱する

・デリケートな香りや味、音、音楽などを好む

・動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している

・仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる

・子供の頃、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた

以上の質問のうち十二個以上に「はい」と答えたあなたはおそらくHSPでしょう。しかし、どの心理テストも、実際の生活の中での経験よりは不正確です。たとえ「はい」がひとつかふたつしかなくても、その度合が極端に強ければ、そんなあなたもHSPかもしれません。

(出典:講談社『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』第2版)

なお、アーロン博士によると、この性質の根底には以下の4つの面があるそうです。ひとつでも当てはまらない場合には、繊細さんではありません。

・深く処理する(武田注:深く考える)

・過剰に刺激を受けやすい

・感情反応が強く、共感力が高い

・ささいな刺激を察知する

(エレイン・N・アーロン著『ひといちばい敏感な子』1万年堂出版より)

繊細さんならではの仕事の悩みに、どう対処したら良いのでしょうか。次回は、具体的な対策をお伝えしたいと思います。

(つづく)