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顔を洗わないフランス人、顔を洗いすぎる日本人…こんなに違っていた

1日2回の洗顔なんてあり得ない
横川 由理 プロフィール

フランス人は朝にシャワーを浴びる

日本人は一般的に夜にお風呂に入るときにお化粧を落としますが、フランス人は朝にシャワーを浴びることがほとんど。夜は化粧をしたまま眠ってしまい、朝1回しか洗顔をしないという“つわもの”が多いのも事実です。

水を使わない理由1 フランスの水は肌や髪を乾燥させる

フランスの水は硬水です。硬水とはカルシウムとマグネシウムを多く含んでいる水をいいます。エビアンやヴィテルといったフランスのミネラルウォーターは、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれていることは有名ですね。一方、日本の水のほとんどが軟水になります。硬水と軟水の違いは硬度で区別をしています。硬度とは、水1Lあたりにどの程度カルシウムとマグネシウムが含まれるかを表す数字です。私たち日本人は軟水に慣れていますし、口当たりのやさしい軟水の方が飲みやすく感じられるでしょう。

 

よくフランスの水道水は飲めないといわれます。しかし、衛生上、フランスは水道水が飲める国に入ります。フランス人は(私も含めて)水道水を飲みますし、もちろん、お料理には水道水を使っています。硬水を使うとお肉の煮込み料理がおいしく作れたり、栄養的に考えてもフランスの水の方がうらやましいように感じますが、実際には困ったこともたくさんあります。

〔photo〕iStock

たとえば硬度が高い水のよくない点には以下のようなものが挙げられます。

① 白や淡い色の洋服が黒ずむ
② 鍋に白い石灰分が付着する
③ お茶を少し置くと真っ黒になる
④ 結石ができやすい
⑤ お腹がゆるくなる 
⑥ 髪がパサつく

そんな硬水で顔を洗ったらどうなると思いますか? 洗顔後のツッパリ感が半端ではありません。さらに、硬水の中のミネラル分は、洗顔料に含まれる石鹸の成分と化学反応を起こして、石鹸カスと呼ばれる物質が作られます。この石鹸カスが毛穴につまってしまい、肌荒れの原因となってしまうといわれています。先ほどの美容部員が、水で顔を洗うと「早く老けますよ」といったのはこういう理由があるのです。