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# 営業

仕事、試験、人間関係、恋愛…人の一生は「営業」の連続だ

「営業に向いていない人」などいない
伸びる新入社員、伸びない新入社員はどこが違うのか? 悩める社会人1年生に熱く語りかけるのは、創業わずか6年で50億円を超える売上を誇る「横濱コーポレーション」の代表で、著書『社会人1年目の教科書』もある菅沼勇基氏だ。仕事、試験、人間関係、恋愛…人生は営業の連続だと言う菅沼氏。しかし、「営業が苦手」と考えている新入社員は多い。そんな彼らに、「営業力」を身につけることの大切さを説いてもらった。

「営業力」を身につけよう

「仕事の内容」よりも、「上司や同僚とソリが合わない」ということで仕事がおもしろくなくなっている人は多いのではないでしょうか。

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実際、転職や退職の理由で多くを占めているのが「人間関係」です。どのアンケートや調査でも、1番目が「収入や待遇」で、2番目に「職場の人間関係」という理由が多くなっています。収入はともかく、職場の人間関係を良好なものにすれば、3年以内に辞めずに済むはずです。

人間関係において最も重要なことは、お互いを理解し合うことです。そのためには、まずは自分という人間をよく知ってもらうことがスタートになります。

その意味で私は、「人はみな、生まれながらに営業マンである」と思っています。なぜか? よく「自分は営業に向いていないと思います」と口にする若手がいますが、本来、生きていく上で営業と関係ない人などいないからです。

たとえば、ほとんどの人は、就職活動や恋愛をすると思います。

就職活動では、雇ってもらいたい会社に自分をアピールします。恋愛でも、自分の魅力を伝えて口説くわけです。これらは「自分を売り込む」という点では営業と同じだといえます。自分という商品を売り込んで、いわば相手に買ってもらうのが就職活動であり、恋愛であるわけです。

 

こう考えてみれば、人生は営業の連続です。高校や大学の入学試験では、「私はこれだけの学力がありますよ」というのを、ペーパーテストを通してアピールしているわけです。

面接や小論文なども、まさにそうです。「自分はこういう人間です」「僕はこういうふうに世の中を捉えています」「私はこんな思考ができます」と言って自分の能力や魅力をアピールすることが必要です。

学校に入ったあとも変わりません。たとえば、部活動でもそうです。野球部のキャプテンになる、吹奏楽部の部長になるというとき、まずは自分で実力をつけて、仲間から信頼されるようにならなければなりません。

それにはやはり日ごろから、信頼を得られるような言動をしておかないといけません。それはもう営業そのものといえます。

そうした「人生の営業」を、実はみんな気づかぬうちに積み重ねてきているはずです。

「僕は開発の人間だから、営業は関係ない」という話ではありません。誰でも、どんな仕事をしていても、自分の人生のために「営業の力」をきちんと身につけるべきなのです。