今や料理教室の講師までやるようになったお弁当マスターの大橋日登美さんが、お弁当にまつわる悩みを解決しながら、楽しく、美味しいお弁当作りを教えてくれる連載「おべんたふるらいふ」。今回は、お弁当の彩りに欠かせない「赤のおかず」の基本レシピとアレンジレシピをご紹介します。

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脇役でも彩り効果は絶大
“赤”のおかずを極めて!

第4回のテーマは「赤のおかず」です。

前回まで3回にわたって、ほうれん草(緑)、だし巻き卵(黄)、味玉(黄)のレシピをご紹介してきました。

どうしてこの順番で載せたのかを、今後の連載スケジュールとも併せて、ここでご説明しておきますね。

お弁当にとって味がいちばん大事なのは当たりまえですが、見栄えも「食欲がわく」大事な要素です。

おいしそうに見せるためには、いくつかのポイントがあります。その最たるものが「彩り」です。

お弁当の中に赤・黄・緑の3色が入っていると彩りが美しく、おいしそうに見えることは多くの方がご存知だと思います。

お弁当における【基本の三原色】ですね。

けれども連載を通じて、皆さんにはぜひ、さらに一歩進んでいただけたら、と思っています。

今後、連載では【基本の三原色】赤・黄・緑のほかに+【4色】茶・黒・白・紫、つまり計7色のレシピをご紹介していくほか、作り方の難易度も、少しずつ無理のないようにレベルアップしていきます。

レシピを順番に作っていけば、1年後には「7色のおかずを自在に使いこなせるお弁当マスター」になれます。

7色のおかずを週末に作り置きすると、平日の朝はテキトーに詰めても、サマになるお弁当があっという間にできあがるのです。

少なくとも、けっして器用ではない私くらいのお弁当はできます。断言します。できます。

今回は【基本の三原色】最後の「赤のおかず」。

これで赤・黄・緑というお弁当の色の基礎ができあがるというわけ。

下の画像に、今回までにご紹介したレシピをサブおかずとして使ったお弁当がどうなるかを、詰め方例として載せました。ご参考になれば幸いです。

豚肉のしょうが焼き/刻み紅しょうが/パプリカ入りだし巻き卵(第2回レシピ)/トマトの砂糖漬け/たこのマリネ/ほうれん草のナムル(第1回レシピ)/にんじんのバター明太子炒め)

サブおかずの作り置きがあれば、朝はメインおかずだけ作り、あとは詰めるだけでもバラエティ豊かなお弁当ができあがります。

今後、順を追って、メインおかずのレシピもご紹介していきますね。

では、さっそく、【赤のおかず】にとりかかりましょう!

冷蔵庫の中にある食材で作る
基本おかず&アレンジレシピ

【トマトの砂糖漬け】

私のお弁当の定番おかず。ほんのり甘い、デザートのようなおかずです。砂糖だけでも作れますが、砂糖とはちみつのダブル使いがもっともおいしく仕上がります。日持ちは5〜7日ほど

<材料> 作りやすい量
プチトマト…1パック
砂糖…………大さじ2~3(量はお好みで調整)
はちみつ……大さじ1

<作り方>
【1】プチトマトはへたを取り、包丁の角で縦にスッと切れ目を入れる。
【2】小鍋に湯を沸かし、【1】を4秒ゆでてざるにあげる(ゆですぎないよう注意)。
【3】【2】の皮をむいて保存容器に入れ、砂糖とはちみつをかける。(トマトから水分が出て、自然と漬かります。漬けて2~3日目が食べごろ)

\アレンジレシピ/
【トマトと卵のふわふわ】

朝ごはんのアレンジに最適。酒の効果でふわふわになります。トーストの上に載せて食べても◎

<材料> 2人分
卵………………………2個
ウインナ………………2本
塩ゆでブロッコリー…3房
トマトの砂糖漬け……4個
酒………………………大さじ1
コンソメ(顆粒)……小さじ1/4
塩こしょう……………少々
油………………………少々

<作り方>
【1】ウインナは輪切りにし、ブロッコリーはざく切りにする。
【2】ボウルに卵を割り入れ、酒、コンソメを加えてよく混ぜる。
【3】フライパンに油を引いて中火にかけ、ウインナを炒め、両面が焼けたらブロッコリーを加え、塩こしょうする。
【4】【3】に【2】を加えてかき混ぜ、ややゆるめの半熟状になったら火を止め、トマトを加えて余熱で火を通す。