5月14日 温度計の日

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1686年のこの日、水銀温度計を発明した物理学者ガブリエル・ファーレンハイト(Gabriel Daniel Fahrenheit、またはDaniel Gabriel Fahrenheit、1686-1736)がドイツに生まれました。

15歳の時に両親が死去したことで、オランダのアムステルダムに移りました。アムステルダムでは商業を学びましたが、次第に物理学に興味を示し、科学装置の製造業に従事しながら、ガラス器具を製作する技術を身につけてガラス工芸家(ガラス吹き工)として、物理や気象学の器具も製作するようになりました。

ファーレンハイトの考案した華氏(単位はF)は、食塩と雪の重量比1対3の混合物の温度を0度、ヒツジの体温を100度として定められた温度目盛です。この温度の単位は、欧米で今日も用いられており、ファーレンハイトの誕生日にちなみ、5月14日は温度計の日とされています。

ファーレンハイトは、温度計の他にも、密度計や揚水ポンプなどの科学機器の製造に取り組み、沸点が気圧によって変わることをも発見しています。

【写真】18世紀中頃の水銀温度計
  18世紀中頃の水銀温度計 photo by gettyimages