5月11日 日本人がエベレスト初登頂(1970年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1970年のこの日、登山家の植村直己(うえむら なおみ、1941- 1984)と松浦輝夫(まつうら てるお、1934-2015)が、日本人として初めてエベレスト登頂に成功しました。

植村直己
  自宅でくつろぐ植村直己夫妻(1979年撮影) Photo by Kodansha Photo Archives

5年後には日本人女性も登頂!
関連の日:5月16日 女性初のエベレスト登頂(1975年)

エベレストはネパールと中国の国境に位置する世界最高峰の山で、かつては独立した大陸であったインド半島がユーラシア大陸に衝突することで作られたヒマラヤ山脈の一部です。標高は8848メートルとされることが多いのですが、近年、アメリカの遠征隊によって山頂に設置されたGPSを使った調査がなされましたが、その際の8850メートルという値もしばしば目にします。

じつは、地殻の運動や頂上部の岩石の風化によって最高点の高さや位置は、現在でも少しずつ変動していると考えられているそうです。じっとして動かないように見える山も、地球の活動にあわせて刻々と変化しているものなんですねえ。

【写真】エベレストの夕景
  世界最高峰エベレストの夕景 photo by gettyimages

山はどうしてできるのか
ダイナミックな地球科学入門

世界最高峰はエベレストではない? 現在ある山もいつかはなくなる? 生成と消滅を繰り返す山の壮大な物語を知れば、なにげなく踏んでいる大地の見え方も変わってくること間違いなしです。